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ニキビ治療

メソローラーの概念

メソローラーメソローラーとはどういう物でどういう治療方法を行うのですか?
初めて聞きますが、他の呼び方もあるのですか?
お肌を局所的に改善させたいときには、お肌にお薬を塗りますね。しかし、人間を含め動物は、外界から身を守るためにお肌の一番外側に角質層という 物を持っています。コレがなければ、病原菌のみならず、各種の化学物質は遠慮なしに体内に入って来ますね。勿論薬物などが全く通過しないわけではありませ んから、塗り薬であるとかお肌を改善させるお化粧品などが存在するわけです。しかし、お肌の改善、即ち真皮に栄養を与えるにはなかなか大量の薬物が通過し ないのです。メソセラピーという方法があります。概念は、体表から注射針で上皮を貫き真皮にお薬を投与する方法で、手作業で注射したり、あるいはメソガンという器械 を使って何十何百回と注射をします。これは、美容に限らず、種々の疾病の治療にも応用されていますが日本では美容目的以外では普及していないのが事実で す。また、針の深さの調整が難しいのです。私もメソガンを職員に使ってみましたが、痛がられたので結局手打ちで行っていました。さて、メソローラーによるものですが、これは幅2cm、直径2cmほどのローラーに極めて細く短い針が200ほどついている装置で。これをお肌の上に転がすことによって、皮膚に一定の深さの孔を開けてゆきます。孔の空いている時間に薬物を塗布するとその孔を通して大量の薬物が真皮に到達します。この装置を用いて行うのがメソローラという方法です。 お肌に小さな孔を開けて治療する方法は他にもあります。マイクロニードル ・セラピー(microneedle thrapy)、あるいは 効果からの呼称としてメソリフト(meso lift)と呼んでいる施設もあるようです。

メソローラの効果・作用機序

どのような効果が期待できますか?
使用するお薬は何ですか?
メソローラは薬をダイレクトに真皮に投与する方法と考えてください。そして、用いる薬物によって効果は違ってきます。医薬品の組合せは各医療施設の特別 なノウハウがあるので、何処の 施設でも同一の効果とは考えられません。私が行っている方法での一般的な効果について説明しておきます。 一言で説明すると、お肌(真皮)が元気になります。よって肌の劣化によって起こる小皺、タルミ、毛孔の開大、クスミが改善します。実際に御自身で分 りやすいものとしては、毛孔が小さくなったり、いわゆるホウレイ線が短くなったり、そしてしっとりもち肌になることです。
顔面プラセンタ注射との違いは?
顔プラセンタ(顔面プラセンタ)注射は、プラセンタを顔面の皮下に注射することにより、線維芽細胞を刺激や栄養を与えて、健康なコラーゲン、 弾性線維などの増殖を促す治療法です。メソローラもこれらの作用が期待できますが、薬物の濃度や量は顔プラセンタ注射の方が多いと考えております。では、 顔プラセンタ注射のみでよいのではないかと考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、顔プラセンタ注射の場合、私の方法でも限局的な投与と云うことになり ます。メソローラは施術領域を均一に処置できるというメリットがありますので、私の考えでは顔プラセンタ療法と併用するとお肌をサンドイッチするように薬 物を投与できますので、より大きな効果が期待できると考えております。
針がついているメソローラーと言うことはかなり痛いのでは?
痛みは皆無ではありません。針の長さによってチクチクかんから、堪えがたい痛みになります。また、無血であったり出血したりと、針の長さに影響されま す。概して云えば、針が長い方が真皮深くまで薬物を作用させることが出来るので効果が増すと考えられます が、疼痛が増します。痛みと効果とのバランスの戦いになるわけです。 如何に痛みを少なく有効性を増させるかが一番の課題です。 ここ数カ月、私もこの問題と取り組んできました。 麻酔薬を上手に使うと、ほとんどの患者様が痛みを訴えることのない程度の除痛が出来ます。そうすることにより、薬物を深くまで浸透させることが出来、お肌の改善度合いが増すようになりました。 もし施術中に痛みが生じても心配有りません。1-2分で痛みを激減させる方法が私にはあるからです。

施術の実際

施術の大まかな流れを教えて下さい。
メソローラによりお肌に小さな孔を開けるわけですから、先ずお化粧を落として洗顔していただきます。 次に、処置ベッドに横たわっていただき、顔面に麻酔を行います。充分な麻酔効果を確認後メソローラにより、皮膚に無数の孔を開けます。ほとんど出血することはありません。部分的に出血する場合もありますが、擦傷のように直ぐに止まってしまいます。 顔面の処置は通常、右の頬、左の頬、額、鼻の順で行っていますが、この順番には特別な意味はありません。しかし、充分な麻酔を得るためには上記の順番が良いようです。 施術が終わった部位から順に、薬液によるパックを15分ほど行います。 施術部位は少々赤みを帯び熱感を持ちますので、冷やしたタオルで顔面の清拭と冷却を行います。 表皮に残った薬液はお水で洗顔します。その後は、化粧水などで保湿を行います。このとき、当院では私の作ったプラセンタを主体とした化粧水で保湿してもらっています。 施術後、刺激のある化粧品や油性の化粧品は避けていただきますが、一般的な化粧水ならば問題ないと考えています。ただし、化粧水で気を付けていただきたいのは、フルーツ酸などピーリング効果がある物質を含む物は使用しないでください。
施術時間はどれくらいかかりますか?
施術前の洗顔から、終了後の保湿までおよそ1時間と考えてください。もちろん施術部位に何処を選ぶかによっても施術時間は変わってきます。 施術領域は局所的には行いません、つまり右の頬骨の上だけというような事であれば、顔プラセンタ注射など他の方法を選択します。

適応

誰でもうけられますか?
ホウレイ線が気になるのですが薄くなりますか?
 
ニキビ肌にも効果がありますか?

施術に年齢制限などはありません。 ただし、行わない方がよいと考えている状態があります。 顔面に感染性疾患があった場合には、施術を行いません。代表的な物としては、膿瘍を持ったニキビ、ヘルペス、イボなどがあります。 ホウレイ線は頬の肌のたるみによって目立ってきます。従って、頬の肌にハリが出てくるこの治療法ですと、ホウレイ線が目立たなくなってきます。 ニキビが出来やすいお肌やニキビの痕には良い適応と考えています。クレータとなったニキビ痕が改善することが充分に期待できます。

施術直後の問題点

処置後すぐに帰れますか?メイクは出来ますか?
腫れたり赤くなったり出血したりしませんか?
傷跡が残ったりしませんか?
日常生活に支障はありませんか?
治療後入浴は出来ますか?
気を付けなければいけないことはありますか?

施術後、直後に帰宅できます。メイクに関しては数時間はしない方がいいと考えております。しかしお肌を守意味で保湿剤は必要です。但し、尿素系や脂質系の物は避けた方が良いでしょう。 お肌に熱感が無くなれば、メイクをしても構いません。個人差があるでしょうが、数時間で可能になるはずです。 また、施術後に出血することは先ずあり得ません。腫れや紅みは施術の方法により異なります。あくまでも術後の効果を最大になるように患者様個人個人によって施術時間や方法を調整するからです。 傷跡は先ずありません。所々、擦傷のような小さなかさぶたができるところがあるかもしれませんが殆ど目立たない程度であることと、必ず生じる物でもありません。 そのほか、日常生活上に支障は何らありません。入浴・スポーツなど制限事項はありません。 施術後の腫れや紅みは診察時や施術中に予想ができますので個々の患者様に予め説明しています。

効果発現と持続

術後の経過症状は?
効果が出ない人もいるのでしょうか?
一度で肌質改善できますか?
何度くらい、何回くらいのペースで受ければよいのでしょうか?
一般的な術後経過を説明します。 術後、半日から1日は腫れや紅みが出ることがありますが、時間と共に改善します。2~3日後から、洗顔時などに細かく皮膚が剥げることが判ります。これは、メソローラーによるピーリング効果です。多くは1週間以内に皮剥けが終わりハリのあるお肌になってきます。同時にホウレイ線が短く目立たなくなってきます。開大した毛孔も縮小傾向を示します。 効果が出ない方は先ずいないと思います。しかし、どの方も同じお肌の調子である訳ではありませんので改善の速度や程度に差があるのは当然です。繰り返すことによって効果がハッキリと出現することは間違えありません。 一旦お肌の状態を最良にした場合に大事なことは日々のお手入れやエステティシャンなどの専門家による美肌の維持でしょう。この施術を行ったからと云って ほったらかしで良いわけではありません。今までの例では、殆どお手入れをなさらない方は1月、エステティシャンによる定期的なお手入れを受けていらっ しゃる方は4月以上良好な状態を保っておられます。何回必要かと云うことではなく、個人個人のお肌によって変わりますが、何回の施術で最良のお肌に出来る かが、回数の決め手となるわけです。
御自身のお肌ですから、充分に可愛がってあげてください。

その他

メソローラで脂肪融解注射と同じ事が出来ますか?
脂肪融解注射をメソセラピーと混同している方が多いようです。脂肪融解注射は薬物を皮下脂肪に薬物を投与し皮下脂肪細胞を破壊する方法です。真皮に薬物を 投与するのではありませんのでメソセラピーとは違います。もし、メソローラーで脂肪融解注射に用いる薬物を皮下脂肪まで浸透させようとすると、薬物は必ず 上皮を通過しなければなりません。脂肪融解注射で用いられる主たる薬物であるフォスファチジルコリンによる皮膚の壊死が報告されていますので、真皮に直接 投与するべき薬ではないと考えています。従って、メソローラーによる脂肪融解注射薬の投与は現段階では困難であると考えております。

予約は必要ですか?
施術時間が長時間ですので、予めご予約いただいております。

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